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アスペルガーとエリザベス・キューブラー・ロスの五段階モデル ― 抑うつ(第四段階)

さらに、『Very late diagnosis of Asperger Syndrome』では、
第四段階を「抑うつ」としている。

以下、拙訳:
「抑うつは正常な反応で、古い自己アイデンティティの喪失と
その変化が将来にどのような影響を及ぼすかについての
不安に対して生じます。

自閉症スペクトラム障害の確定診断を受けた後、
抑うつ状態の日々が続きますが、
自己理解のプロセスの大きな影響は
ポジティブなものであるはずです』とマイケル・ジョン・カーリーは
言っています。

マイケルは診断を受けた後、
自分が気まぐれな行動を取るのは性格のせいではなく、
脳の配線のせいなのだと理解しました。
定型発達者のふりをし続けるのではなく、
そのように役立つセルフ・アイデンティフィケーションを行うことで、
インターネットやそれ以外のさまざまな情報源にアクセスし、
自分に自閉症スペクトラム障害があることを確認できたのです。
マイケルの言うように、『普通を装い続けると、
自信がなくなることがよくあります』。
マイケルは正式な診断の後、肩から荷が下りたときに、
期待していた安堵感が突然消えました。
彼は、ネガティブな考えが次々と湧き上がってくるのを
味わいながら歩道に突っ立っていたことを覚えていて、
その悲しみの瞬間について著書にこう記しています。

『診断を受けた瞬間、
私が期待していて感じ始めていた幸福感は、
目まぐるしい否定的な思いのハリケーンへと
素早く変化していきました。
次のように思ってとてつもなく悲しくなったのです。
「そうだ、お前は一生ひとりぼっちなんだ!
お前はほかの人たちとは同じカテゴリーには属していないんだ!
体験を分かち合う感覚なんて味わえないんだ…誰とも!」』

しかし、マイケルはそれまでずっと
自分には価値があると強く感じていたため、
その暗い場所に長くとどまることはありませんでした。
彼の経験は多くの人よりはるかにスムーズにいきました。
通常は、診断後の抑うつは2ヵ月から6ヵ月続きます。」


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『Very late diagnosis of Asperger Syndrome』
の日本語訳は拙訳でよければ全文があります。
読みたい方はこちらからダウンロードしてください。

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プロフィール

Chandni

Author:Chandni
十数年前に確定診断を受けたアスペルガー症候群(自閉症スペクトラム障害)当事者です。当事者として、これまでの道のり、工夫していること、日々感じていること、取り組んでいること、その他いろいろ書いています。アスペルガー特有の変わった考え方や生き方の一例として、多少なりとも参考になれば、と思います。

長いこと変わった民族楽器に取り組んでいます。職業はフリーランスの医薬系実務翻訳者。現在、メディカルハーブとタロットを本格的に学んでいます。

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