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診断経緯 その6

総合診断の出る当日。

こちらがドキドキしているのとは裏腹に、H先生は
「いや~、全然診断に迷いませんでした」
となぜか嬉しそうに言う。

最終的な診断名はアスペルガー症候群。
知能検査でも明らかにその傾向が出ていて、
どうやら典型的な症例らしい。
医師にとっては、典型的な症例に出会えるのは
嬉しいのかもしれない。

知能検査はWAIS-Rで、現在はWAIS-IIIなのでひと昔前のバージョン。
WAIS-IIIより項目が4つ少ない。

結果は、言語性IQが112、動作性IQが131、全検査IQが122。
言語性よりも動作性の方が高く、差は「19」と有意差がある。

私は今では文章を書く仕事(翻訳)をしているけれども、
そもそも書くことも含めて、言葉を組み立てることが苦手だった。
一般的にアスペルガーは動作性より言語性の方が高い人が
多いような印象があって、手先も不器用だというけれど、
私は手先は結構器用な方だ。

子どもの頃は本当に言葉が出てこず、親からは
「この子はうんとかすんとかしか言わない」と言われていたので、
実は高機能自閉症寄りなのではないかと自分では思っている。
H先生は「大学出てるからアスペルガーでいいでしょう」
っていう安易な判断だったようだけれども。

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人に役立つ資料の翻訳はこちらからダウンロードしてください。

(続く)
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プロフィール

Chandni

Author:Chandni
十数年前に確定診断を受けたアスペルガー症候群(自閉症スペクトラム障害)当事者です。当事者として、これまでの道のり、工夫していること、日々感じていること、取り組んでいること、その他いろいろ書いています。アスペルガー特有の変わった考え方や生き方の一例として、多少なりとも参考になれば、と思います。

長いこと変わった民族楽器に取り組んでいます。職業はフリーランスの医薬系実務翻訳者。現在、メディカルハーブとタロットを本格的に学んでいます。

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