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アスペルガーとエリザベス・キューブラー・ロスの五段階モデル

『Very late diagnosis of Asperger Syndrome』では、
キューブラー・ロス・モデルを応用して
アスペルガー症候群のある自分という
新たなアイデンティティを受け入れる過程を説明している。

以下、この本の該当箇所の拙訳:
エリザベス・キューブラー・ロスは
五段階の心理学モデルを構築し、
死と臨終を受容する過程における変化に対する
人びとの反応について説明しました。
キューブラー・ロスは愛する人の死後の
悲しみの段階に焦点を合わせていますが、
内面の変化やアイデンティティの危機を
くぐり抜けている最中の場合にも当てはめることができます。
変化によって新しいものを得る前に、
何らかの形で喪失が起こることは避けられません。
新しいアイデンティティに気づいたとき、
元のアイデンティティ(つまりは自己イメージ)
は死ぬため、悲しみの期間が訪れます。
その後で、自分が自閉症スペクトラムに入るという
事実を含んだ新たなアイデンティティを築き始めるのです。

キューブラー・ロス・モデルの五段階は、
否認・怒り・取引・抑うつ・受容です。
ショックな、あるいは心に痛手を負うような知らせを受けたときには
こうした反応が防御メカニズムや対処法となるため、
この五段階は誰にでも当てはまると
エリザベス・キューブラー・ロスは考えています。
年齢の高い成人当事者の多くは、
自己診断に対してショックや驚きで反応し、
大きな精神的ダメージを受けることもあります。
特に、自分は多少変わってはいるけれども普通だと
何十年にもわたって思ってきた人にとってはなおさらです。


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『Very late diagnosis of Asperger Syndrome』
の日本語訳は拙訳でよければ全文があります。
読みたい方はこちらからダウンロードしてください。
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プロフィール

Chandni

Author:Chandni
十数年前に確定診断を受けたアスペルガー症候群(自閉症スペクトラム障害)当事者です。当事者として、これまでの道のり、工夫していること、日々感じていること、取り組んでいること、その他いろいろ書いています。アスペルガー特有の変わった考え方や生き方の一例として、多少なりとも参考になれば、と思います。

長いこと変わった民族楽器に取り組んでいます。職業はフリーランスの医薬系実務翻訳者。現在、メディカルハーブとタロットを本格的に学んでいます。

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